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第1-2章 万引き被害の現状
警視庁の調査全国での平成15年の万引き認知件数は146,308件で、過去50年間で最高件数を記録しています。また、平成11年の認知件数と比較すると66%も増加しており、万引きは他の犯罪と比べても深刻な問題であることは明らかです。
万引きが増加した背景としては次の3つの要因が多いといわれます。
1、万引きがし易くなった
2、商品のニーズが増えた(新品中古ともに)
3、万引きした商品が換金し易くなった
万引き犯の身分構成 |
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未就学生 |
小学生 |
中学生 |
高校生 |
大学、専門 |
社会人 |
無職 |
外国人 |
男性 |
56 |
308 |
818 |
1067 |
326 |
482 |
563 |
70 |
女性 |
6 |
125 |
236 |
305 |
79 |
170 |
129 |
13 |
万引きした者は単独犯か複数犯か |
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単独犯 |
2人組 |
3人組 |
4人以上 |
合計 |
2658 |
1080 |
545 |
383 |
万引きの目的 |
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自分で使うため |
換金するため |
スリルを楽しむため |
仲間はずれにならないため |
その他 |
合計 |
757 |
798 |
202 |
25 |
0 |
換金目的の場合の方法 |
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中古店に持ち込む |
友達に売る |
その他 |
無回答 |
合計 |
688 |
177 |
0 |
46 |
※最近ではネットオークション等での転売が非常に増加しています。
平成6年〜平成15年における万引きの認知件数 |
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平成6 |
平成7 |
平成8 |
平成9 |
平成10 |
平成11 |
平成12 |
平成13 |
平成14 |
平成15 |
万引きの認知件数 |
8200 |
84131 |
90496 |
106181 |
112237 |
105227 |
112559 |
126110 |
140002 |
146308 |
「万引きしやすい店」という情報は必ず広がります。
お店が万引き犯の巣窟となる前に適切な対策を施す必要があります。次は内部不正(内引き)被害の現状です。
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